PHOTO IS OURS!

20060815-p07.jpg週末、『10,000人の写真展』のレポートです。

とにかく、これだけの点数の(1,300点はあったと思う)写真を見るという経験はそうそうできるものではないだけに、2日かけてみっちりと見ました。
プロもアマチュアも垣根を設けずに、同じフォーマットで、額装などなしで見る”生”の写真。
撮ったその人にとって、その瞬間大切だったもの、そしていつまでも感じていたいものがこれだけの数集まったのだから、僕も心して臨みました。

『PHOTO IS 約束 … その場所に来ると思い出す”思い出”、そしてその時の自分への約束。その頃の自分に、胸を張れるだろうか』
『規定枠の中に、思いをどのように表現するか。』
『PHOTO IS 足で撮る。』
『PHOTO IS 何を想う。』
『PHOTO IS すきま。』
『現実と非現実の間には何か不思議な空間がある気がします。』
『PHOTO IS Philosophy』
『気になったもの、気に入ったものを気の向くままに。』
『PHOTO IS 運び屋 … 写真は思い出や風景やその人の人生を運んでくれる。』
『PHOTO IS もうひとつの世界』
『PHOTO IS ドラマ』
『PHOTO IS POEM』
『PHOTO IS 片想い … 写真は撮る側も撮られる側も”片想い”していると思う』

……生きている証だ。写真は、いまを生きている一人ひとりの証であり、この世を生きてきた一人ひとりの証。
作品の中にはいつ頃撮られたものだろう、戦前の家族写真や、いまの両陛下のご成婚の時の銀座の光景もあった。まぎれもない時代の記録である。そして、家族や友達、恋人、ペット、街並み……、現在進行形の、そして明日へと続いていく記憶も、ここには満ちあふれていた。

ちなみに、僕の札幌・仙台での作品のメッセージは、

20060815-p08.jpg『PHOTO IS FUTURE … 写真でまだ見ぬ世界は撮れないけれど、/未来を感じ取りカタチにするきっかけが、そこにはある。』

20060815-p09.jpg『PHOTO IS 世界を見る窓 … 一枚の写真を通して、僕たちは世界のどこへだって行ける。/僕はもっと世界を見たい。傍らにカメラを携えて。』

一枚の写真を、もっともっと大切に、そのチカラを信じて、創り続けていきたい。
写真は文化。写真は、僕たちそのものだ。
写真をやっていて、写真を好きでいて、本当によかった。

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Yuuki URYU

この「私信」を書いている人。
北海道・札幌を拠点に、写真作家として活動。他にも紙媒体を中心としたデザインの仕事や、編集・インタヴューからラジオパーソナリティの経験など、もはや自分は何屋なのかと思い続けて幾星霜。
昨今のSNS的/メッセンジャー的レスポンスに疲れて、ただ「私信」を書いてみたいと思い、実は2004年から設けているこのブログを復活。