Shoot! Shoot! Shoot!

20050323-p02.jpgロンドンに一日中いられるのも、今日が最後。
まずはあまり歩いていなかった中心部を撮り歩きました。ビジネスマンが肩で風切って歩く、そんな表現がぴったりなシティ。ここも見るものすべてが被写体になる場所でした。あまり高層ビルのないロンドンだけど、この写真のような超現代建築もあって(これ、キュウリのピクルスみたいなのに似ているので、それを意味する”ガーキン”と呼ばれていて、世界中から建築ファンが見に来るのです)、その合間を人が洪水のように流れてくる姿にひさびさに都会のビジネス街を感じたのでした。

そのあと、コヴェントガーデンの交通博物館でTubeグッズを買ったり、ナショナルポートレートギャラリーでリー・ミラー(マン・レイとも交流のあった女性写真家)の展覧会を見たりしながらふたたびnちゃんと合流。きのう預けた写真を受け取って、こないだ彼女も行ってきたハロッズに行ったりしているうちにすっかり夜に。その道すがらでも、撮りました。
最後の夜はやっぱりパブ。トラファルガー広場そばの、その名も「シャーロック・ホームズ」。階上の1Fはレストランになっていて、あの物語ゆかりの名がついたメニューが食べられるレストラン。でも下のGFはにぎやかなパブで、僕たちはここで夕食がてらできたばかりの写真を彼女に見てもらいました。僕のカラーをとても新鮮に感じてくれたようで、うれしかった。現役学生らしいアドバイスも聞けたし(僕の撮るスタイルからすると50mmくらいで撮りたいものを引き立てるのがいちばん、と彼女。)、お互いいい写真撮っていこう、そんな気持ちを共有できた時間でした。
それにしてもよく飲んだ旅だった。すっかりイギリスのパブが気に入ってしまったのでした(笑)。

20050323-p03.jpgで、これが作品の一部。イーストロンドンでのほんのひとこま。
やっぱりここでの写真が一番かな、自分で改めて見ても。撮りたい、伝えたいものがちゃんと切り取れているし。写真にはビジュアル的、グラフィックデザイン的な視点がとても重要だということを今回撮ってみて、しかもカラーネガとリバーサルで大量に撮って、それを如実に感じました。撮るだけでなく、展示で見せる段階でもこれは必ず役に立つことだと。
春になったら、札幌でもたくさん撮りたいな。彼女が一時帰国する5月、またお互いの作品を見ようと約束しました。

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Yuuki URYU

この「私信」を書いている人。 北海道・札幌を拠点に、写真作家として活動。他にも紙媒体を中心としたデザインの仕事や、編集・インタヴューからラジオパーソナリティの経験など、もはや自分は何屋なのかと思い続けて幾星霜。 昨今のSNS的/メッセンジャー的レスポンスに疲れて、ただ「私信」を書いてみたいと思い、実は2004年から設けているこのブログを復活。