地と海と空の出会う場所より

NEC_0018.jpgイーストボーンからバスで約20分、そこから歩いて小一時間。ここは地の果て、そして、空と海の始まり。まさにそんな場所です。
断崖の上は草原。でも崖と僕を遮るものは何もなく、見下ろせば海ははるか下界。海から来る、また海へ向かう風が強くて、気を抜いたらまっさかさま。そこからすこし離れたところで、しばし昼寝をしました。見えるのは、草原と空と海、それだけ。聞こえるのは、風と波の音、ただそれだけ。
ここには何もありません。あるがままの姿の中、僕ただ一人。
北海道の霧多布岬でも同じことを思ったんだけど、ここは、終点と起点のような気がしたのです。道の果ては、ふりむけば始まり。ここからまたいろんなところに散って帰っていくんだから、ここは終わり、そして始まり。
風に吹かれて、いま海岸でこれを書いてます。
さて、ふたたび歩きだそうかな。

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Yuuki URYU

この「私信」を書いている人。 北海道・札幌を拠点に、写真作家として活動。他にも紙媒体を中心としたデザインの仕事や、編集・インタヴューからラジオパーソナリティの経験など、もはや自分は何屋なのかと思い続けて幾星霜。 昨今のSNS的/メッセンジャー的レスポンスに疲れて、ただ「私信」を書いてみたいと思い、実は2004年から設けているこのブログを復活。