〔today’s sora〕2004/10/14(thu) #1447

0815a083.jpg炭坑があって、終着駅があった街も、いまは小さな山里。
山に囲まれた、歩ききれてしまうぐらいの広さの街を回っているうちに、空が暮れはじめる。
太陽が登ってくるのも沈んでいくのも、山の向こう側。
あっという間に街は昼から夜に向かう。そのあいだ、ほんの一瞬、街全体が燃えるように明るくなる。
風がもう冷たい。晩秋の風の感触だ。それでも、赤い街を小高い丘から見下ろせば、あたたかい。
太陽は、もう遠くの山陰。まだ残る立坑のやぐらが、空に溶けていこうとしている。

10月14日。

<2004/10/14(thu) 16:33:40 @ ikushunbetsu (mikasa,hokkaido)>

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Yuuki URYU

この「私信」を書いている人。
北海道・札幌を拠点に、写真作家として活動。他にも紙媒体を中心としたデザインの仕事や、編集・インタヴューからラジオパーソナリティの経験など、もはや自分は何屋なのかと思い続けて幾星霜。
昨今のSNS的/メッセンジャー的レスポンスに疲れて、ただ「私信」を書いてみたいと思い、実は2004年から設けているこのブログを復活。